2029年9月17日(木)より2020年12月21日(月)まで開催された、第7回企画展『竹の造形 −litheness&toughness−』展の図録です。
今回の『竹の造形 -litheness & toughness-』展では、竹で造られたシンプルな形のものをテーマに、その特性を最大限に活かしデザインされた、なかでも日本で造られたものだけに焦点をあてて展示しています。後に海外のデザイナーにも影響を与えたと言われる椅子やバッグ、戦時中、物資が不足した際に、身近で安価に制作できるという理由から生まれた代用品など、日常の中で実際に使われてきた、さまざまな道具や日用品がみどころです。美術工芸品としての手の込んだ超絶技巧的な竹工芸や茶道具などの竹製の道具、籠や笊などの民芸的手仕事の竹製品とはすこし異なる視点から集めた、約100点の「竹の造形」をお楽しみください。
著者│内田鋼一
文│小泉誠 内田鋼一
判型│B5サイズ
ページ数│126ページ
仕様│ソフトカバー
発行日│2020年10月
発行│BANKO archive design museum